【ボウリング】レーンにはオイルが塗ってある?量や場所によってボールの転がりが違う?


今回は、レーンにはオイルが塗ってある?量や場所によってボールの転がりが違う?
という点についてお伝えします。

レーンにはオイル

休日などにボウリング場へ行って、ゲームをしばらく投げていると、
変な機械が回ってきます。
レーンを順番に回ってきて、自分のレーンが終わると次のレーンにいく、あれです。

あの機械は、何をしているかというと、レーンにオイルを塗っているのです。

レーンにオイルを塗る理由は、レーンを保護するためと、ボールの滑りを良くするためです。

オイルの量

みなさんは、「速いレーン」「遅いレーン」ということばをお聞きになった方も
いらっしゃることと思います。

速いレーンはオイルの量が多く、あまりボールの変化が起きにくいレーン。
ストレートボールになりやすい。
逆に遅いレーンは、オイルの量が少なく、ボールが回転に忠実に動くレーンです。

一般的に速いレーンのほうが難しく、遅いレーンの方が易しい(高スコアがでやすい)と言われています。

オイルの(塗られる)場所

ボールが曲がるのは、回転するから、ということを以前お話しました。

https://keesea.net/natural-hook-merit-217


具体的には、横回転です。
横回転の角度もいろいろありますが、それは今回は割愛するとして。

横の回転のボールを投げて実際のボールの転がりをみてみてください。

レーンの手前、ご自身に近い場所ではボールはレーンの上を滑っていくように転がっていきます。


それが、ある程度の場所を過ぎたあたりから、ボールがレーンの接地面を噛んでいるように転がっていきます。

要はこれが曲がるボールの転がる軌道なのです。

フックボールですね。曲がりが始まる場所はフッキングポイントといいます。

リリースしたボールは、 はじめはまっすぐ行き、その後曲がってくれる。

自動車に例えると、手前側は、アイスバーンのようになっていて滑り、
ハンドルを切ろうが切るまいが、関係なくタイヤは滑っていく。
ピンに近い側(奥側)では、アイスバーンがない状態、乾いた路面のようになっている感じです。

速いレーンは、オイルの量が多いので、きついアイスバーン状態。

遅いレーンは、オイルの量が少ないので、乾いた路面に近い状態。

手前と奥

オイルを塗る場所ですが、手前には塗られますが、奥(ピンに近い側)には塗りません。機械もそんな奥までは行きません。

ということは、機械が行くところまでがオイルが塗られるところなのです。

オイルが切れたところがフッキングポイント。
ボールの速度にも関係しますが。

そのオイルを塗る場所もこの機械によって 結構細かく決めることができるようになっているようです。

中と外

レーンの中央側と外側では、オイルの量が違います。
中側には厚く塗ることができます。
外側はガターに近いのであまりオイルは塗られません。
機械の特性上と聞いたことがあります。

レーンにオイルを塗る場所や量を変化させることによって、レーンのコンディションを変えて、ゲームの難易度を高めたり、または、ストライクが出やすいレーンに変化させることができます。私も実際に体験しました。

オイルの塗り方には、パターンがあったり最近では細かく設定できたりできるようです。

みかた


レーンの難易度はどう知ればよいのでしょう?

まず投げてみて、ボールがどう転がっていくのかを見ます。
レーン中央の挙動、レーン外側の挙動(ガターに注意して)

あとは投げたあとに戻ってきたボールの表面を見ることです。
ボールにはオイルが付いています。
べったりついていれば、オイルは厚く塗られています。
オイルがかすれているようであれば、オイルは薄いと思います。

また、このオイルの付着確認ですが、付着する位置にも注目してください。

いつも同じ位置、同じ角度についているようであれば、フォームが固まってきた証拠です。

それと、戻ってきたボールは必ず備え付けのタオルで拭いてから次の投球をしてください。

ボールにどの程度オイルが付いているかを確認するのも大事です。
ボールにオイルが付着したままだと、いびつな転がりになってしまいます。

いつもきれいにした状態のボールで投げてあげてくださいね!

まとめ


・レーンにはオイルが塗ってある
・オイルの量
・オイルの(塗られる)場所
・ 手前と奥
・ 中と外
・ 対策

今回は少し難易度が高い話でしたが、ボウリングのスコアアップのためには
知っておいて欲しいです。

テレビ中継などを見るときに注意してみると面白いと思いますよ。

今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。